2020
09.02

2020年9月1日第210号

メールマガジンバックナンバー

まいどおおきに!スマイルマーケティングの高橋健三です!

いつもスマイルメルマガをご愛読いただきほんまにありがとうございます。
それにしても毎日暑いですね!このままいくと今年の冬には100度を超えるんちゃうのん?
なんて漫才ネタがありましたが、そんな中8月は新たなプロジェクトに向けたミーティングで山口県は岩国へ伺う機会がありました。

岩国といえば錦川にかかる錦帯橋が有名ですが、こちらで約400年の歴史があるという鵜飼いを見学させていただきました。

橋のたもとから屋形船に乗り込むと船頭さんが手漕ぎで船を上流へと運びます。
川幅が広くなった場所で待機していると、さらに上流から篝火を焚いた船がやってきます。
この船に鵜を操る鵜匠が乗船しており、やがて何羽もの鵜がみごとに川に潜り魚を捕まえてくるのです。

人間の目では川の中まで見えませんが、鵜はこの篝火の灯を頼りに魚を見つけるそうです。
とはいえ呑み込んだ魚は食べる訳ではなく、船の上ではき出す宿命になっています。

この呑み込むようではき出す行為ですが、最近のコロナ禍で家に帰ったら毎日行っている「うがい」の語源になったと言われています。
なるほどな~と納得した岩国での鵜飼い体験なのでありました。

しかし諸説あるそうなので、人の話は「鵜呑み」にしないことも大切だと教えてもらいました。
うがいとうのみ。笑点ならざぶとん3枚のネタになりまんな(笑)

では今月も「SMILE-MKメールマガジン」をじっくりお楽しみください。
感謝!

■■■インデックスのご案内■■■
1)スマイルマーケティングトピックス
2)SDGsマーケティングアクション
3)だいぶ気になるコラボレーション戦略
4)日経MJで見つけた「ちょっと気になる4P戦略」
5)読んだら損するしょ~むない話←ご当地マスクの開発って・・・
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1)スマイルマーケティングトピックス
 リモートワークが主流となる中、最近はオンライン講座の問い合わせが増えてきました。
 スマイルマーケティングでもそんなニーズにお応えするため幅広いプログラムを用意させていただきました。

■オリジナルプログラム1)BTCチーム発足しました!  
 新たな商品、サービスを生み出す際に求められる真善美のフレームワーク。
 当社では真善美をBTCに置き換えてビジネス、テクノロジー、クリエイティビティの三つの視点から支援するチームが稼働しています。

■オリジナルプログラム2)オンライン大人の教養曼荼羅講座
 七つの教養素である科学、歴史、民族、信仰、哲学・芸術、民藝、産業から学びを深めるオンライン教養講座が誕生。仏像、アイヌ、縄文、琉球、黒部ダム、民藝など12本をご用意しました。

■オリジナルプログラム3)オンラインマーケティングワークショップ
 若手、ミドル、経営層など参加者のレベル感に合わせて20本のワークショップから自由に組み合わせてマーケティング理論と発想法が習得できるオンラインプログラムが誕生。導入編10本と実践編10本をご用意しました。

お問い合わせはinfo@smile-mk.comまで

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2)SDGsマーケティングアクション(日経MJ8月1日~31日記事より) 
 コロナ禍においてSDGsへの取り組みは単なる企業のイメージアップではなく経営戦略の中心へと進化が見られます。持続可能な社会の実現に向けて自社ができることを様々な事例から発見したいものですね。

■各社のSDGsアクション

 1)ローソン
 ナチュラルローソンの一部店舗でニュージーランドの自然派日用品ブランド「エコスストア」の洗剤の量り売りを開始。無料の容器を選んで必要な量を入れ専用はかりで量ると料金が表示される仕組み。洗剤は食器用、洗濯用、おしゃれ着用、柔軟剤の4種あり。

 2)りんご農家テラスビジョン
 青森県藤崎町のリンゴ農家テラスビジョンは、傷や形のせいで廃棄されるリンゴをジュースにして出荷するプロジェクトを推進。原料は「葉取らず元祖ふじ」で傘下の出荷組合に加入していれば商品名として使用でき町内500戸が該当する。

 3)福助
 福助は2021年春からリサイクル素材でできたストッキングを販売する。ナイロン工場で生産途中に出るナイロンくずに着目し再利用。ファッションブランド「アニエスベー」とサブライセンス契約を結び展開予定。

■大商によるSDGs取り組み診断について
 大阪商工会議所では自社がSDGsに取り組む際に17のテーマからどの目標を設定すれば良いかを診断するサービスを提供しています。日頃の活動の中から自社にピッタリのテーマを発見しましょう!
 http://www.osaka.cci.or.jp/sdgs/checksheet.html

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3)だいぶ気になるコラボレーション戦略(日経MJ8月1日~31日記事より)
 役に立つものより意味のあるものが求められる社会において、自社の経営資源だけで新商品を生み出すのはなく、コラボレーションが大きなチャンスに繋がります。業種、業態の壁を越えてチャレンジをしていきましょう!
 バックナンバーはこちら
 https://www.smile-mk.com/blog/category/collabo/

■福井県&GU・タカラトミー
 GUとタカラトミーは福井県立恐竜博物館が監修した商品を発売。GUは子供用のTシャツ4種類で骨格標本や恐竜デザインを展開。タカラトミーは福井で発見された恐竜のフィギュア「フクイサウルス」「フクイラプトル」を発売。
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61839030S0A720C2LB0000/

■神戸市&湖池屋
 湖池屋は神戸市とコラボして神戸ビーフを使ったポテトチップスを発売。
 神戸牛の老舗である森谷商店から仕入れ粉末状にして使用。湖池屋は1袋につき1円を神戸市に寄付し繁殖農家の支援などに充ててもらう。
 https://www.city.kobe.lg.jp/a05822/20200803p.html

■イオン&アサヒビール
 アサヒビールはイオンとコラボし国産原料100%のビール「アサヒ富士山」を発売。国産の麦芽やホップに加え富士山の伏流水で育った米を使用。
 パッケージには葛飾北斎の浮世絵富嶽三十六景神奈川沖波裏を採用した。
 https://www.asahibeer.co.jp/news/2020/0720.html

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4)ちょっと気になる4P戦略(日経MJ8月1日~31日記事より)
 なにわのマーケティングコーチは日経MJの記事を毎月100本以上切り抜き各社の最新アクションを研究しています。このコーナーでは数多くの記事の中から次の一手のヒントになるものを8本のみ抜粋して紹介。4P発想力を鍛えて参りましょう!
 バックナンバーはこちら
 https://www.smile-mk.com/blog/category/4p/

■PRODUCT(商品)戦略/CUSTOMER VALUE(顧客価値)

 事例1)睡眠を見守るパジャマで今日も快眠?
 東大発ベンチャーのXenoma(ゼノマ)とアーバンリサーチは睡眠状態を計測したり適切な時間にアラームを鳴らすスマートパジャマを開発。腹部のポケットにセンサーを搭載し、パジャマの温度、心拍、体の動きなどを計測。ブルートゥースでスマホのアプリと連動し計測したデータから睡眠の質を評価する。価格は2万9千円也。これでスマートになるかどうかは自分次第でんな(笑)
 http://www.urban-research.co.jp/news/brand/2020/05/digitalhealthcarepajama/

 事例2)インテリアに馴染むスピーカーが登場!
 ネイビーズはフランスで誕生したオーディオブランド「ラボワットコンセプト」を発売。インテリア性に配慮したスピーカーはバスク地方産の天然木製フレームのモデル。サイドテーブルとして使える美しさと耐久性を備えたモデル。ターンテーブル付きモデル。の3モデルを展開。価格は11万5千円~58万円。おうち時間が楽しくなる逸品でんな。
 https://www.masterwal.jp/user_data/onlineshop/laboiteconcept

 プロダクト戦略を妄想せよ!
 パジャマが快眠をサポートしてくれる。何気ないサイドテーブルからお気に入りの音楽が流れてくる。これまでは機能価値しか提供してこなかったアイテムが安心という心理価値や、お洒落という形状価値を積み上げてくる。プロダクト(商品)ではなくカスタマーバリュー(顧客価値)で考えなあかん時代になりましたな。

■PRICE(価格)戦略/CUSTOMER COST(顧客コスト)

 事例1)エコバックも1万円を越える時代に!
 埼玉県のレザーバッグメーカー満田工業は美しすぎるエコバックとして上質なイタリア製生地で製造した高級エコバック「マルシェ・ド・サック カムフラージュ柄」を発売。金属が混ざったポリエステル生地でキラキラしたカムフラージュ柄が特長。持ち手の一部にイタリアンレザーを使用し価格は1万円~1万8千円也。そろそろエコバックも差別化したい時期になってきましたな~
 https://www.salon-de-alfurd.jp/c/bag/1494-glc

 事例2)日本酒も高級ブランドの時代に!
 日本酒関連のスタートアップClearは高級日本酒ブランド「SAKE100(サケハンドレッド)」を再構築。エルメスの元副社長を招きロゴマーク、ラベルデザイン、ブランドサイトを変更し日本酒のラグジュアリーブランドとして海外展開や富裕層開拓を目指す。百光(びゃっこう)は1万6800円~2万7500円。天彩(あまいろ)は7300円~1万5400円。思凜(しりん)は4万1800円。富裕層のあなたに一本どやさ!
 https://sake100.com/

 プライス戦略を妄想せよ!
 プライス戦略には安くするか?高くするか?という選択肢があるが、安くする方は3割引、5割引そして0円までくればそれ以上に戦う方法は残されていない。一方高くする方は、1万円のエコバックや4万円の日本酒などその戦い方に制限はなく自由に戦うステージが拡がっている。そろそろ自由な戦いに繰り出してみるのも面白そうでんな。

■PLACE(販路)戦略/CONVENIENCE(利便性)

 事例1)ベイスターズがハンバーガーショップを開店!
 横浜DeNAベイスターズは2020年秋、横浜スタジアム場外にハンバーガー店「ボールパークバーガー・アンドナイン」を開業する。球場を通じて地域活性化を目指すボールパーク化構想の一環。ハンバーガーは東京文京のファイアーハウスと共同開発。メジャーリーガーがベンチでよく食べているひまわりの種をトッピングした。マクド、モスそしてベイスターズに育つかな?
 https://www.baystars.co.jp/news/2020/08/0812_04.php

 
 事例2)日比谷花壇が宿泊施設を開業!
 日比谷花壇は神奈川県相模原市で初の宿泊施設「里楽巣FUJINO(リラックスふじの)」を開業する。敷地には山並みを望め広々としたパノラマデッキを備えた和風と洋風のグランピングサイトを配置。サイトには28平方メートルのドーム型テントがあり、地元工房で作られた家具を設置。また地元産の無農薬野菜など山と海の幸を味わえるBBQスペースも完備。こりゃ行ってみたいかも?
 https://hibiya-stay.com/relax/

 プレイス戦略を妄想せよ!
 野球チームがハンバーガーショップを開設。お花やさんが宿泊施設を開業。
 ひと昔前ならあまり想定できなかった業種にこだわらない新規事業展開が拡がってまんな。衣・食・住・遊と自社が所属する業種の中で発想する時代が終わりどこに市場機会があるか?という視点で発想する時代になりましたな。

■PROMOTION(販促)戦略/COMMUNICATION(コミュニケーション)

 事例1)イケアの公式ロゴグッズが誕生!
 イケア・ジャパンは公式ロゴをデザインした初の商品シリーズを発売。前面にバーコードのデザイン、背面にイケアのロゴを配したTシャツ、パーカ、タオル、ロゴ入りのバッグや水筒、折り畳み傘など10点を展開。環境に配慮した商品が多くTシャツ、パーカ、タオルで使用する綿は持続可能性を配慮した調達先から仕入れたものを利用。イケア原宿に続き、イケア渋谷を開店予定。
 ついでにイケア京橋もでけへんかな?ダイエー跡地に(笑)
 https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/newsroom/20200721-eftertrada-pub218174d0

 
 事例2)御朱印帳の次は鉄印帳の時代が到来!
 全国の第三セクター鉄道会社で構成する「第三セクター鉄道等協議会」は観光促進策として「鉄印帳」事業を開始。加盟40社が社名に独自のイラストなどを組み合わせた「鉄印」を準備。利用者は「鉄印帳」を購入し各鉄道会社の指定された窓口で乗車券を提示し、記帳料を払うと鉄印がもらえる。読売旅行や日本旅行は三セク鉄道を巡るツアーを発売。こりゃ鉄ちゃんの心に響くアイデアでんな~
 https://www.yomiuri-ryokou.co.jp/kokunai/tetsuincho/

 プロモーション戦略を妄想せよ!
 イケアファンには嬉しいロゴ入りTシャツ。鉄道ファンには嬉しい鉄印帳。広告宣伝というカタチで一方的にプロモーションを仕掛ける時代から、SNSを活用してコミュニケーションをとる時代に進化していますが、大切なことはファンをいかに生み出すかという視点。スポーツチームや音楽事務所の手法にこれからのヒントはあるかも知れまへんな。先ずはファンクラブの結成からかもね。

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5)読んだら損するしょ~むない話
妄想は発想、着想、連想、構想の父いや母。卓越したビジネスプランもはじめの一歩は妄想から生まれます。今日も地道に鍛えて参りましょう!
https://www.smile-mk.com/blog/category/story/

■ご当地マスクを開発しよう!
マスクをする生活にも慣れてきましたが、もう少しバリエーションが欲しいもの。
そこで全国津々浦々からあったら欲しいご当地マスクを妄想してみました。

北海道マスク:じゃがいもの皮で出来ております。バターを乗せてご利用ください。

新潟マスク:コシヒカリを伸ばして出来ております。お焦げもご用意できます。

山梨マスク:ぶどうの皮で出来ております。1年付けてるとワイン風味になります。

名古屋マスク:きしめんをぎっしり並べております。話すと隙間ができてしまいます。

大阪マスク:イカ焼きの皮で出来ております。玉子を入れるとデラバンとなります。

広島マスク:もみじ饅頭の皮で出来ております。カープファン限定です。

長崎マスク:カステラの皮で出来ております。屋外ではアリが寄ってきます。

沖縄マスク:泡盛に一晩漬けております。付けたとたんほろ酔い気分になります。

 
 ご当地マスク流行るかもしれまへんな~
 来月も引き続きしょ~むないネタにご期待ください。

9月もあなたにとって笑顔溢れるひと月なりますように!感謝!
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「SMILE-MKメールマガジン」2020年9月1日第210号
読者数:683名(9月1日現在)
編集者:なにわのマーケティングコーチ高橋健三(グロービスMBA大阪1st)
フェイスブックhttp://www.facebook.com/kenzotakahashi2525
発行元:株式会社スマイルマーケティング
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