08.02
2021年8月1日第221号
まいどおおきに！スマイルマーケティングの高橋健三です！
いつもスマイルメルマガをご愛読いただきほんまにありがとうございます。
いやあ～盛り上がってますね～東京２０２０オリンピック。
連日のメダルラッシュに興奮の毎日です。
中でも卓球混合ダブルスの水谷準選手と伊藤美誠選手の決勝戦は２セット取られた後の金メダル。
この戦いぶりに大きな力をもらうと共に、人間最後まで諦めたらあかん！と改めて教えられたように感じました。
また１３年ぶりに金メダルを獲得したソフトボールでも上野由岐子選手の気迫溢れる投球ぶりに、勝負に勝つためには一瞬たりとも油断してはならない。という当たり前ながらもなかなか実践できない大切なことを教えてもらったと感じました。
引き続きオリンピックの場で戦っている皆さんに熱いエールを送りたいと思います。
そんな中、北海道・北関東の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録されました！
２０１８年に東京国立博物館で鑑賞した「縄文展」に感動し、土偶や土器などすっかり縄文の世界観にハマり、最近では縄文型マーケティング講座まで開講している自分にとっても嬉しいニュースとなりました。
この遺跡群ですが、北海道、青森、岩手、秋田と広範囲にまたがっており、その遺跡数は１７となっています。
大阪からは距離がありますが、ひとつひとつ訪問しコンプリートする楽しみが出来ました。
まだまだ熱い戦いが続きますが、暑さに負けず、コロナに負けず８月も頑張って参りましょう！
では今月も「SMILE-MKメールマガジン」をじっくりお楽しみください。
感謝！
■■■インデックスのご案内■■■
１）スマイルマーケティングトピックス
２）SDGｓマーケティングアクション
３）だいぶ気になるコラボレーション戦略
４）日経ＭＪで見つけた「ちょっと気になる４Ｐ戦略」
５）読んだら損するしょ～むない話←五輪の意味とは・・・
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１）スマイルマーケティングトピックス
真善美マーケティングをテーマにオンラインでもリアルでも色んな機会で皆さんとお話できることを楽しみにしています。
気軽にご参加ください！
■８月６日世界文化遺産登録記念「なるほどオモロイ縄文入門講座」
北海道・北関東の縄文遺跡群の世界文化遺産登録を機会に皆さんにも縄文の魅力を知っていただきたく分かりやすい入門講座を開催します。
これであなたも縄文通に！ドキドキ。
日時：８月６日（金）１９：００～２０：３０
会場：ZOOMオンライン(参加者にURL通知します）
定員：３０名
プログラム：なるほどオモロイ縄文入門講座
参加費：無料
主催：株式会社スマイルマーケティング
お申し込みはinfo@smie-mk.comまで
■８月１５日スマイルＢＴＣワークス第１０回オープンセミナー
今月も「楽しい知的探求！BTCワークスクラブ」を開催します。
今月はビジネスワーカーの高橋健三が担当し真善美をフレームワーク思考で考えます。
哲学では自然科学、人文科学、社会科学。
事業ではビジネス、テクノロジー、クリエイティブ。
そして人が求める真善美。
それぞれの繋がりを皆さんと共に考えてみたいと思います。
日時：８月１５日（日）１９：３０～２１：００
会場：ZOOMオンライン(参加者にURL通知します）
定員：３０名
プログラム：フレームワークで考える真善美
参加費：無料
主催：スマイルBTCワークス株式会社
お申し込みはinfo@smilebtcworks.proまで
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２）SDGｓマーケティングアクション（日経ＭＪ７月１日～３１日記事より）
サスティナブルな視点での経営が前提となる２０２１年。様々な企業の取り組みをヒントにしながら次の一手を考えていきたいものですね。
■各社のSDGｓアクション
１）西武池袋本店
エシカルやサスティナブルをテーマにした雑貨やファッションアイテムを揃えたポップアップストア「エシカルコンビニ」を西武池袋本店で開店。
服飾雑貨販売のアッシュ・ぺー・フランスと組み約４００品目を品揃えした。
２）ユニクロ
スウェーデンのアスリートと組みスポーツ用の「ユニクロ＋（プラス）」を世界各国で発売。
植物由来の原料を含むポリエステル繊維や端材を発生させない新たな製法を採用した。
３）渋谷肥料
東急百貨店のカフェなど６店舗から生ゴミを集めて堆肥を生産。
この堆肥を使ってハーブを育て、スパイスなどを調合しクラフトコーラを生産。渋谷駅周辺で販売する計画。来年以降はせっけんやコスメも構想中。
４）Ｊーオイルミルズ
食用油で紙容器を採用した新商品を発売予定。
これまでのプラスチックボトル容器を比べてプラスチック使用量を６割削減見込み。紙容器は遮光性も高まるため賞味期限も２年に延長が可能。
５）船場（商空間デザイン施工）
東京浜松町の本社オフィスをグッド・エシカル・オフィスの名称で全面改装。工事現場で使うコーン標識やフォークリフトでの作業時に枕木代わりに使うリンギなどをアップサイクルした家具を活用し約８割を再利用素材とした。
６）ロッテ
米テラサイクル社の容器再利用システム「Ｌｏｏｐ（ループ）」を活用し金属型容器のキシリトールガムを発売。
利用者は１個２０９０円（容器の預かり金８８０円込み）で購入し食べ終わったら店舗に容器を返却する。
■関西ファッション連合ＳＤＧｓ推進サポーター活動報告
導入セミナーへの登壇や取組み企業への取材などを通じてＳＤＧｓの推進を応援しています。導入事例紹介サイトでは現在２６社を掲載中！！！
https://peraichi.com/landing_pages/view/kanfasdgs
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３）だいぶ気になるコラボレーション戦略（日経ＭＪ７月１日～３１日記事より）
コラボレーションはたまに仕掛けるものではなく日々の業務になりつつあります。これからはコラボ発想で提供価値をアップしていきましょう！
バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/collabo/
■アルペン＆カレーハウスＣｏＣｏ壱番屋
スポーツ・アウトドア用品を販売するアルペンは同じ愛知県を本拠地とするカレーハウスＣｏＣｏ壱番屋とコラボしキャンプ地で食べる「マイキャンプカレー」を発売。
ココイチオリジナル香辛料を使いバランスのよいカレーに仕上げた。
https://www.alpen-group.jp/lp/contents2/1219
■無印良品＆クオール薬局
調剤薬局大手のクオールホールディングスは無印良品とコラボした店舗を新潟県内に開設予定。
無印良品の店舗の一角に、クオールの担当者が健康相談に応じる常駐コーナーを設置。健康イベントも開催する。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3034/tdnet/2000085/00.pdf
■ＪＲ北海道＆ＪＡＬ＆ＪＴＢ
ＪＲ北海道は１０月から運航する観光周遊列車「ＨＯＫＫＡＩＤＯ ＬＯＶＥ！
ひとめぐり号」でＪＡＬとＪＴＢとコラボする。
ＪＡＬの客室乗務員が列車の添乗員を務め、ＪＴＢが旅行企画を行なう。
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/210629_KO_JAL_JTB_JR_hitomeguri.pdf
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４）ちょっと気になる４Ｐ戦略（日経ＭＪ７月１日～３１日記事より）
このコーナーでは１ヶ月分の日経ＭＪの記事を１００本以上切り抜いた上で、次の一手のヒントになりそうなものを厳選し４Ｐのフレームで紹介しています。
マーケティング発想力を鍛えるヒントにご活用ください！
バックナンバーはこちら
https://www.smile-mk.com/blog/category/4p/
■ＰＲＯＤＵＣＴ（商品）戦略/CUSTOMＥＲ ＶＡＬＵＥ（顧客価値）
事例１）缶に入ったショートケーキって？
札幌市の「ＧＡＫＵ」は透明なプラスチック容器にショートケーキの素材を詰めた「ショートケーキ缶」を開発。容器の内側にイチゴの断面がくるよう見栄えするデザインで札幌で開業した「ＯＫＡＳＨＩ ＧＡＫＵ」の店舗前の自販機で２４時間販売する。こりゃ札幌まで買いに行きたいでんな。
https://risotteria-gaku.net/news/7193.html
事例２）今日もジャケット用のＴシャツで決まり！
三陽商会はジャケットのインナーに合わせやすいＴシャツ「ドレスティーシャツ」を発売。
ポール・スチュワートから動きやすさ、着心地を高めたデザインで提供。
コットン素材で首回りを正円形でコンパクトにまとめシンプルで清潔感のある見た目とした。価格は１万１０００円。今やビジネスシーンはＴシャツ＆ジャケットが定番でんな。
https://www.paulstuart.jp/pickup/20210521_GPS_tshirts.php
プロダクト戦略を妄想せよ！
ショートケーキを缶に入れるという発想。ジャケットの下はTシャツという発想。
どちらもそれぞれ存在していたアイテムを組み合わせているが、ショートケーキ缶は見栄えを重視。ドレスティーシャツは見た目を重視している。組み合わせから生まれる＋αの付加価値にヒントありでんな。
■ＰＲＩＣＥ（価格）戦略/CUSTOMＥＲ ＣＯＳＴ（顧客コスト）
事例１）自律移動ロボは１体１００万円也！
ロボット向けモーターを手掛けるＫｅｉｇａｎ（ケイガン）は物流倉庫や工場やレストランで荷物を運ぶ自律移動ロボットを開発し、ソフトウェア込みで１００万円で発売。このロボットは簡易に走行ルートを設定し、３０キロまでの荷物を運ぶことが可能。こりゃ２４時間意欲的に働いてくれそうでんな。
https://www.keigan-ali.com/?utm_source=ALi-promotion-02&utm_medium=ALi-promotion-02&utm_campaign=ALi-promotion-02
事例２）賞味期限近い商品を割引で販売！
ネスレ日本は食品ロス削減アプリを手掛けるみなとくと組み、賞味期限が迫ったコーヒーや菓子の販売を開始。北海道、東京、愛知など全国５ヵ所のオフィスビルや郵便局にみなとくが冷蔵機能付き販売機を設置。ネスカフェやキットカットなど希望小売価格より１割～５割安く販売する。これでフードロスが減るとよろしおまんな。
https://www.nestle.co.jp/sites/g/files/pydnoa331/files/2021-06/20210617_nestle.pdf
プライス戦略を妄想せよ！
人材確保が難しい時代、１体１００万円の運搬ロボットは大きな費用対効果が期待できる。またフードロス対策が社会課題になる中、食品ロス削減に取り組む専門企業とコラボするスタイルも今後拡大しそうである。企業が抱える固定費、変動費に着目すればまだまだソリューションの幅は拡がりそうでんな。
■ＰＬＡＣＥ（販路）戦略/ＣＯＮＶＥＮＩＥＮＣＥ（利便性）
事例１）イケアの料理が家でも食べれまんねん？
イケア・ジャパンは料理宅配サービス「Ｗｏｌｔ（ウォルト）」と提携しイケアのレストランメニューをデリバリーするサービスを開始。まずはイケア原宿、イケア仙台で導入し順次拡大予定。スウェーデンミートボール６００円、植物由来のミートボール５００円などオーダーが可能。配達料は１．５キロ以内９９円。２．５キロ以内１９９円。４キロ以内２９９円。お店で食べるか？自宅で食べるか？それが問題だ（笑）
https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/newsroom/20210622-wolt-food-delivery-service-pubb3ea9000
事例２）東京から北海道へ本社を移転します！
茶専門店を展開するルピシアは東京から北海道ニセコ町へ本社を完全移転する。登記上の本社を移転したのは２０年７月。コロナ禍の前後で通信販売が倍増しクラフトビールの生産を開始。ビールを足がかりに食品部門を拡大。食の高級ブランドを目指す。まさに北海道はでっかいどう～な決断でんな。
https://www.lupicia.com/shop/pages/info20200714.aspx
プレイス戦略を妄想せよ！
イケア・ジャパンはフィンランド発のデリバリーサービス会社と組んで料理宅配を開始。北欧スタイルを家庭にも届ける活動を始めた。ルピシアはお茶の専門から食のブランドへの進化を目指し北海道へ本社移転。どちらもブランドの世界観を体感するための布石と言える。どこで誰が何をするか？企業の一挙手一投足を示す時代に突入でんな。
■ＰＲＯＭＯＴＩＯＮ（販促）戦略/ＣＯＭＭＵＮＩＣＡＴＩＯＮ（コミュニケーション）
事例１）百貨店もファンコミュニティの時代へＧＯ！
そごう・西武は共通の趣味や関心事を顧客同士が語り合う「ファンコミュニティ」の運営を開始。５つのテーマ別にファン層の形成を目指す。コミュニティサイト「マニア区」を立ち上げ、日本酒蔵元巡り区、カスタード区、うつわ区、イケセイ区、カレー区の５テーマを用意する。１００万人の利用を想定し、利用者がお気に入りの画像を共有したり、体験談や知識を紹介したりする。西武ライオンズのファン区は作らんのかな？
https://www.ryutsuu.biz/ec/n071615.html
事例２）ＵＦＯ研究所で地球人を呼ぼう？
福島市南東部の飯野町に未確認飛行物体（ＵＦＯ）の謎に迫る研究所が開設。
所長は月刊ムーの三上丈晴編集長が就任。国内外から目撃情報を募って分析するほか、町の交流人口拡大を通じて地域活性化を図る。町では以前からＵＦＯの目撃情報があり「ＵＦＯの里」として取り組んできた。宇宙人呼ばんと地球人を呼ぶわけやな。
https://www.f-kankou.jp/pickup/8855
プロモーション戦略を妄想せよ！
４Pでのプロモーションも４Cではコミュニケーションとなる。スノーピークやヤッホーブルーイングなどメーカーがファンコミュニティを運営する中、流通業でもこの手法が始まった。ファンづくりの手法は阪神タイガースなど野球チームから学べるかも知れない。また宇宙旅行が当たり前になる中、ＵＦＯ研究所への取組みはトレンドに乗っている。合い言葉は「ワレワレモウチュウジンデアル」かな。
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５）読んだら損するしょ～むない話
このコーナーは何の役にも立たないが、案外人気が高いコーナーでもある。
まさに時代は「役に立つこと」から「意味のあるもの」に移行しているのかも知れない。いやここは意味もないコーナーなのであった（笑）
https://www.smile-mk.com/blog/category/story/
■五輪の意味を学んでみよう！
連日のメダルラッシュで盛り上がる東京２０２０オリンピックに興味を持った若者が村の長老にその起源を尋ねています。
若者：ぱねぇ盛り上がりのオリンピックっていつからやってるんすか？
長老：現代のオリンピックは１８９６年にアテネで第１回が開催されたんじゃが、そもそも古代のオリンピックは紀元前７７６年に古代ギリシャのオリンピアで始まったとされておるぞ。
若者：じゃああの５つの輪っかのマークってなんか意味あるんすかね？
長老：あれは五輪といってそれぞれ地、水、火、風、空の五つを表しておるんじゃ。
二刀流で有名な宮本武蔵は知っておるか？
今回のオリンピックでルールブックと呼んでいるのはその武蔵が書いた五輪書のことじゃ
若者：ええ～！それってアマゾンで売ってるんすか？
長老：もちろん五厘で売っておる。お前も読んでおけ。
若者：チース！
グーグルでも分からないことを長老は知っているもんですね。
来月も引き続きしょ～むないネタにご期待ください。
８月もあなたにとって笑顔溢れるひと月になりますように！感謝！
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「SMILE-MKメールマガジン」２０２１年８月１日第２２１号
読者数：６９９名(８月１日現在)
編集者：なにわのマーケティングコーチ高橋健三(グロービスMBA大阪1st)
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