2004
05.23

Vol.13 「新撰組史跡めぐり」

けんぞう見聞録


□日時:2004年5月23日(日)
□場所:京都府京都市、壬生界隈
□内容:MKタクシーにて新選組史跡めぐり


卓越したサービスで注目を集める京都の「MKタクシー」を研究するためグループワークメンバー5人で観光タクシー(ガイド付きの貸し切りタクシー)に乗車してきました。せっかくなので今NHKの大河ドラマで話題になっている「新選組」の史跡をめぐる3時間のツアーに参加。関西に住みながらもじっくり散策することのなかった新選組ゆかりの地は、そのままの姿で残されている史跡が多いので、とても興味深く体験することができました。感謝!


MKタクシーとは

昭和35年に青木定雄氏が創業したタクシー会社で、今やその営業エリアは京都だけにとどまらず大阪・神戸はもとより東京へも進出を図っておられます。森英恵がデザインしたユニフォームに身を包むドライバーが自らの手でドアを開けてくれるサービスが印象的ですが「タクシーを市民に返す」というスローガンのもと、常に顧客視点で行政と戦いながら新しいサービスを次々と実践してきた歴史には感心させられるばかりです。詳しくはこれまでの取り組みを総合的に紹介した書籍「ハイ、MKタクシーの青木定雄です」をご覧ください。我々が乗車した観光タクシーはJR京都駅南側のMKタクシーVIPステーションから出発。この日の運転手さんはMK歴10年のベテラン。笑顔がステキな岸本有史さんでした。


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壬生界隈では

最近の新選組ブームのため土日は壬生界隈に車が入れません。といっても史跡は近くにあるので歩いて「八木邸」「旧前川邸」「新徳禅寺」「壬生寺」等を散策しました。特に「八木邸」ではガイド役の方が座敷で当時の様子を解説してくれるのですが「今皆さんがおられる座敷で寝ていた芹沢鴨が覆面の男たちによって斬り殺されました。 鴨居には当時の刀傷が残されています」というリアリティ溢れる案内で思わず背中がゾ~としてしまいました。あ~こわ。記念に新選組の方(?)と記念撮影をしてきました。


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二条城では

幕末に大政奉還の舞台になった二条城を見学。こちらでは駐車場に車を置く事ができましたので運転手さんに詳しくガイドをしていただきました。国宝であり世界文化遺産でもある御殿の内部は撮影禁止でしたが、大政奉還が行われた大広間(一の間)にはその時の様子を再現した人形が展示してあるため当時の雰囲気を味わうことができました。入り口から出口まで一回りするのに450メートルもの距離があり、さすがに殿様の屋敷は広い!と感心しました。それにしても掃除がさぞかし大変やったとおもいます。また二条城の庭園はとても手入れが行き届いており、ゆっくりと散歩するにはとてもいいスポットです。


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広隆寺では

少し時間が余ったので、新選組とは関係がありませんが国宝第1号の弥勒菩薩像がおさめてある広隆寺まで足を伸ばしました。もちろんここも撮影禁止なのですが、弥勒 菩薩の表情はなんともいえず穏やかで見ているだけで心が落ち着くような気がしました。企業研究を目的とした半日ツアーでしたが、これまで知らなかった京都の魅力を 再発見するとてもいい時間となりました。ちなみにこの観光タクシーの料金は3時間コースで12,240円。5人割り勘で一人当り2,448円です。ご一緒させていた だいた高寄さん谷野さん塚本さん村尾さんに感謝です。「たこうおへんしあんじょういけましたさかいうちらはんなりどすえ~」
翻訳はおまけの「京ことば」ガイドをどうぞ!


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