2008
06.14

vol.65「世界遺産青岸渡寺と那智大滝を歩く」

けんぞう見聞録


□日時:2008年6月14日(土)~15日(日)
□場所:和歌山県那智勝浦町
□内容:世界遺産青岸渡寺と那智大滝を歩く


梅雨の合間をすり抜けながら世界遺産である那智山青岸渡寺と那智の大滝を訪ねた。
くじらの町として有名な太地町のくじら博物館では世界的発見として話題になっている腹びれのあるイルカと対面。
こっちの方が世界遺産かも(笑)


世界遺産那智山青岸渡寺

那智山青岸渡寺(せいがんとじ)は天台宗の寺院で西国三十三箇所第一番札所でもある。
本尊は如意輪観世音菩薩で「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されている。境内から見る那智の滝はこりゃまた絶景。
さすがに一番札所。こんな景色が拝めるなら三十三番まで一気に廻ってみるか。二番はどこじゃ~。


八咫烏(やたからす)発祥の熊野那智大社

熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は熊野三山の一つで、熊野夫須美大神を主祭神とする。
なんとこの神社には日本サッカー協会のキャラクターで有名な八咫烏が祀ってありビックリ。
これは日本に初めてサッカーを紹介した中村覚之助に敬意を表し、出身地である那智勝浦町にある熊野那智大社の八咫烏をモチーフに使ったのが始まりだとか。
他にも日本一デカイおみくじもあり、話題盛りだくさんの神社なのだ。


迫力満点!那智の大滝

那智滝(なちのたき)は高さが133メートルあり、華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。
訪問した日は雨の後でもあり、かなりの水量で爆音と水しぶきそして目一杯のマイナスイオンを与えてくれた。
滝はほんまに心が洗われますなあ。ちょっと善人になったかも(笑)


太地くじらの博物館

太地町(たいじちょう)は昔から捕鯨で全国的に知られた町であり、日本の古式捕鯨発祥の地といわれている。
ここには太地町立くじらの博物館があり、捕鯨の歴史を学ぶ事ができるし、イルカ、オルカ、クジラのショーを見る事ができる。
しかし一番楽しんだのは普段なかなか食べられない鯨料理のフルコースだった。あ~うまかった。


世界的発見の腹びれイルカ

ここには世界初の大発見イルカがいます。それは2006年10月に偶然見つかった腹びれのあるバンドウイルカ。
これは5千万年前にイルカがまだ水に入る前に陸上で四つ足で生活していた時代の後ろ足のなごりを考えられています。新たに水族館を建て、形態、遺伝、機能、飼育、繁殖の五つのチームで世界的な研究が進められています。
太地町で是非、進化の不思議に出会ってください。タイムスリップ出来ちゃいますよ。


TOPに戻る

無料メールマガジン登録

ちょっと気になる4P戦略など発想ヒントが一杯のメルマガです。