09.06
2019年9月1日第198号
令和の暑い夏も終わり今年もはや９月を迎えました。
８月はゴールデンウィークの１０連休に続き９連休とも呼ばれた夏休みでしたので、皆さん沢山の思い出を作られたことと思います。
そんな中８月末に生まれて初めて「手作りの流しそうめん」にチャレンジしました。
先ずは竹材をなたで二つに割って、流すときに壁になる竹の節を金槌とノミできれいに削り、竹３本で組んだ手作りの足の上にそうめんを流す竹のコースを並べていくのですが、なんせ初めてのことななのでちょっと組んではバランスを崩して崩壊。
もう一度組んで少しコースが延びたところでまた崩壊。を繰り返し、なんと作業開始から３時間３０分かけてようやく２０メートルのコースが完成！
その合間に調理班はカツオから出汁をとり、大量のそうめんを湯がいてネギ、ミョウガを刻み、万全の準備で美味しく楽しく流しそうめんを堪能することができました。
次回は竹の伐採から入り、更にそうめんを食べるうつわとお箸も竹材から作ればさらに手作り度がアップすると妄想しています。
近くのコンビニに行けばそうめんでも冷麺でも簡単に食べれる便利な時代だからこそ、汗をかいて苦労の末に食べる流しそうめんの味は今年の夏の素敵な思い出となりました。
会社に２学期があれば絵日記を書きておきたいところです（笑）
便利ではなく不便利な体験。これからももっと増やしていきたいものですね。
では今月も「SMILE-MKメールマガジン」をじっくりお楽しみください。
感謝！
■■■インデックスのご案内■■■
１）スマイルマーケティングトピックス
２）縄文フリーダム倶楽部通信
３）SDGｓマーケティングアクション
４）だいぶ気になるコラボレーション戦略
５）日経ＭＪで見つけた「ちょっと気になる４Ｐ戦略」からの～妄想指南！
６）読んだら損するしょ～むない話←○○の秋も進化する？
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１）スマイルマーケティングトピックス
スマイルマーケティングではマーケティングを楽しく学び、自分らしく使うをテーマに幅広いプログラムを提供しています。肩の力を抜いて気軽にご参加ください！
■９月２０日「マーケティング妄想バー」
３ヶ月に１回、お酒の勢いを借りて自由に妄想を繰り広げる参加型のセミナーです。リピーター続出の妄想の世界へあなたも是非どうぞ！
日時：９月２０日（金）１９：００～２２：００頃
会場：ＩＳまちライブラリー（レトロゾーン）
住所：大阪市中央区内平野町２－１－２アイエスビル３階
地図：https://is-library.jp/access/
定員：１０名
プログラム：参加者のお気に入り商品紹介
日経ＭＪ記事からトレンドディスカッション
なにわのマーケティングコーチ妄想話
参加費：３,５００円（ドリンク＆軽食付き）
講師：なにわのマーケティングコーチ高橋健三
主催：スマイルマーケティング
お申し込みはinfo@smile-mk.comまで
■１０月５日「５５才からの生き方実践講座」
人生１００年時代の生き方を考えるため大手企業で早期退職を選択し自分の強みを活かし活躍されているお二人のゲスト講師の体験談をヒントにします。
日時：１０月５日（土）１４：００～１７：００
会場：ＩＳまちライブラリー（レトロゾーン）
住所：大阪市中央区内平野町２－１－２アイエスビル３階
地図：https://is-library.jp/access/
定員：１５名（５０才以上の方対象）
プログラム：人生１００年時代の生き方とは？
元花王 忽那公範氏のケース
元アシックス 池田ノリアキ氏のケース
フリーディスカッション
参加費：６,０００円
講師：ゲスト講師２名と高橋健三
主催：スマイルマーケティング
詳しくはこちら
https://peraichi.com/landing_pages/view/6vjde?fbclid=IwAR3tmbNAmt9Mzg1rk12sDPTHnP2F73KUu5vm55ZeGillUitJVWBAqFUBJJE
■ビジネスの種を発掘するアクティブワークショップ誕生！
・真善美ビジネスモデル探求ワークショップ
・縄文型ビジネス構想ワークショップ
・SDGｓアクション創出ワークショップなど
新たな商品やサービスを生み出すには個人、チーム、組織のビジネス妄想力を未知なる視点から鍛えることが重要です。
詳しくはinfo@smile-mk.comまで。
■９月９日（月）１５時～１７時 ３ＬＣ社主催
「中小企業のためのSDGｓ活用講座」に登壇します！
詳しくはこちら
https://peraichi.com/landing_pages/view/cvws9?fbclid=IwAR1tZ3vR9-0FqUSA3aez0mwxGnHdhh8k9veycveYhyHulmUN5dEt0di4_Dk
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２）縄文フリーダム倶楽部通信
先日、縄文時代のライフスタイルを現代のビジネスに活かせるのではないかという妄想から「縄文フリーダム倶楽部」が発足しました。
このコーナーでは縄文に関するコラムをご紹介することで縄文ファンを増やして行きたいと思います。
令和第６回コラム「遂に縄文のビジネス書が登場！」
縄文をテーマにしたコラムを書き出してはや６ヶ月。
遂に縄文からビジネスを考える書籍が登場しました。
タイトルは「最強の縄文型ビジネス」著者はビジネスブレークスルー大学の教授を務める谷中修吾（やなかしゅうご）さんです。
弥生型ビジネスを計画的、競争的、コンプライアンス、期待オリエンテッドと定義し縄文式ビジネスを直感的、協調的、フリーダム、感謝オリエンテッドと定義しておられます。
この書籍は２０１８年の雑誌「Discover Japan」の縄文特集に掲載された「縄文型ビジネス最強説！」という記事がきっかけで生まれた本であり、この記事を読んで感銘を受けた僕はすぐ谷中さんに会いに行き縄文愛を熱く語ったのでありました。
縄文に興味ある方もない方も是非ご一読を！そし共に縄文を語り会いましょう！
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000032461.html?fbclid=IwAR3o4j-LKLuJK2NuQkibOQSqt4b57HEFJ8bnHJCuZMHN0t8PfnVvWzI8OaU
縄文フリーダム倶楽部に入会希望の方はinfo@smile-mk.comまで
そろそろ倶楽部活動を開始しようかと妄想中です。乞うご期待！
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３）SDGｓマーケティングアクション（日経ＭＪ８月１日～３１日記事より）
G２０サミットでも話題になったプラスチックゴミへの対策を含め、企業の具体的なアクションが加速しています。
２０３０年のゴールが５年ぐらい前倒しになる勢いも感じる最近の動きをチェックしておきましょう！
■各社のSDGｓアクション
１）コスメキッチン
ナチュラル＆オーガニックコスメを扱うセレクトショップのコスメキッチンは１００％
海洋プラスチックゴミからできたショッピングバッグを発売。
２）フレックスジャパン
シャツ製造のフレックスジャパンは包装に使う資材のうち、襟の形を整えるカラーセットやキーパーをプラスチック製から紙製に切り替え。
３）ローソン
店舗への納品期限を過ぎた食品を福祉施設などに届ける「フードバンク」に寄贈する取り組みで食品ロスの削減につなげる。
■大商による中小企業向けSDGｓ特設サイトが誕生！
大阪商工会議所は中小企業のSDGｓを推進支援するための特設サイトを開設。
基本的な理解に加えて、自社の取り組み度が診断できるコーナーが誕生。
これでSDGｓ何から始めるべきかがよ～わかりまんな～
http://www.osaka.cci.or.jp/sdgs/
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４）だいぶ気になるコラボレーション戦略（日経ＭＪ８月１日～３１日記事より）
マーケティング３．０の手法であるコラボレーションはまさにイノベーションの入り口。
自社の価値と他社の価値を組み合わせることで話題性×市場性を獲得せよ！
https://www.smile-mk.com/column/collaboration/
■カルビー＆県立広島大学
カルビーは新商品開発拠点のカルビーフューチャーラボと県立広島大学の学生
とコラボし食パンにのせるレトルト食品「のせるん♪」を広島でテスト販売。
味はラタティーユ、ホワイトシチュー、ポークカレーの三種。クラウドファンディングも活用。
https://www.calbee.co.jp/cflabo/noserun/
■幸楽苑＆ユーグレナ
ラーメン店経営の幸楽苑ホールディングスはユーグレナとコラボしミドリムシの入ったつけ麺を期間限定で発売。
石垣島で栽培した藻類を麺に練り込んで鉄分やビタミンB1など豊富に仕上げた。
https://www.kourakuen.co.jp/storage/brand_info/attachment/170/%E3%80%90NewsRelease%E3%80%91%E5%B9%B8%E6%A5%BD%E8%8B%91%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%8A20190819.pdf
■岩上商店＆あしたるんるんラボ
こうじや味噌製造の岩下商店と通販サイトのあしたるんるんラボは女性の美容や健康を意識した「ハーブティ甘酒」をコラボで開発。
米こうじ由来の甘酒にリラックス効果のあるハーブティを合わせて爽やかに仕上げた。
https://ashitarunrun.co.jp/release/amasake-release.html
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５）ちょっと気になる４Ｐ戦略（日経ＭＪ８月１日～３１日記事より）
ここでは日経MJに掲載された記事の中から次の４P戦略のヒントになるものをなにわのマーケティングコーチが独自視点でピックアップ。
４Ｐアイデアをもっと顧客視点で考えられるようにタイトルに４Ｃも記載しました。業種の壁を越えてオモロい一手を妄想しましょう！
サイトではバックナンバーを１０００本以上掲載中！
https://www.smile-mk.com/column/strategy/
■ＰＲＯＤＵＣＴ（商品）戦略/CUSTOMＥＲ ＶＡＬＵＥ（顧客価値）
事例１）１００年前の珈琲はいかが？
キーコーヒーは１００年前の創業当時の味を再現したレギュラーコーヒーの新シリーズ「SINCE１９２０」を発売。
当時の製法やパッケージにもこだわりコーヒー豆は多く流通していたブラジルとコロンビアをベースに配合。
じっくり焙煎することで苦みと酸味を抑えた。こりゃ１００年前の味を試してみたいもんでんな。
https://www.key-eshop.com/products/list480.html
事例２）世界に一足の靴下はいかが？
無印良品の錦糸町パルコ店にある靴下工房では世界に一足のオリジナル靴下を作ることができる。
来店客はイヌや花などの絵や文字や模様など好みのデザインを専用タブレットに入力。
その後に色やサイズ、デザイン用の色糸を選ぶと１０日程で自分だけの靴下が完成。
無地が４００円、柄入りが６００円なので履き心地を試してみたいもんでんな。
https://senken.co.jp/posts/mujirushi-ryohin-190314
プロダクト戦略を妄想せよ！
モノ消費からコト消費と云われる時代、珈琲も靴下もどちらもモノではあるものの１００年前の珈琲を飲めばその体験から会話が拡がるだろうし、自分がデザインした靴下を履けばその体験を思わず口コミしたくなるだろう。
これからのプロダクトはモノ＋コトの発想が大切になりまんな。
■ＰＲＩＣＥ（価格）戦略/CUSTOMＥＲ ＣＯＳＴ（顧客コスト）
事例１）金１００万円でパンダが呼べまっせ！
映像制作のブラストは究極のパンダ着ぐるみを１日１００万円でレンタル開始。
アドベンチャーワールドのパンダを観察し動作や表情、筋肉の動きなどを研究。
体毛を手作業で一本づつ植えるなどホンモノのパンダに近づけた。
レンタル利用者は着ぐるみに入れないが結婚式や誕生日パーティーにまるでホンモノのパンダを招待することができる。御堂筋線に乗ってたらニュースになるやろな（笑）
https://www.zeppet.com/ja/panda/
事例２）あなたのスニーカー果たしていくら？
スニーカーブームの中、ナイキやアディダスなどのスニーカーを正規品か非正規品かを鑑定するオンラインサービス「FAKE BUSTERS」が誕生。
画像を送付して鑑定するクイック鑑定は５００円。実物を郵送して鑑定するコンプリート鑑定は２０００円。
正規品と認められたシューズにはシリアルナンバーが入った専用タグを付けて保証してくれる。あなたの一足はホンモノ？ニセモノ？
https://www.fakebusters-iva.com/ja
プライス戦略を妄想せよ！
プライス戦略も４Cでは顧客コストとなるので、一日１００万円のパンダもTPOによっては安いコストと感じるかもしれない。
また最近のスニーカーブームでコレクターも急増。メーカー直営店で買えば安心できるが、ネットオークションなどで手に入れた一足が万が一ニセモノなら痛い出費となる。
「なんでも鑑定団」に行列が出来る日も近そうでんな。
■ＰＬＡＣＥ（販路）戦略/ＣＯＮＶＥＮＩＥＮＣＥ（利便性）
事例１）あのカルピスが博物館になりました！
アサヒ飲料はカルピスブランドの１００周年を記念して群馬県館林市に「カルピスみらいのミュージアム」を開設する。
入り口にはボトルの巨大オブジェを設置しカルピスの歴史をたどる映像を見たり試飲もできる。
またボールペンやハンカチなどこの施設でしか手に入らないグッズも販売。こりゃ親子三世代でいかなあきまへんな。
https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2019/pick_0723.html
事例２）お届けはドローンにお任せください！
ANAホールディングスやLINEは福岡の玄界島で収穫したアワビとサザエを福岡市内のバーベキュー場など２ヵ所へドローンで空輸する実験を実施。
２機を同時に異なる行き先に飛ばし成功。実験ではLINEアプリで注文を受けてアワビ１個とサザエ５個を入れた箱をドローンで空輸した。
日本中の島から取れたての海産物が自宅に届く日も近いでんな。
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1199558.html
プレイス戦略を妄想せよ！
最近は企業博物館が増えてきたが商品の歴史や製法などを通じてブランドの世界観を五感で伝える場を持てば、これまでよりもファン度がアップするに違いない。
またプレイス戦略も４Cではコンビニエンスつまり利便性となるので海を隔てた島からドローンで商品が届く仕組みはまさに利便性の極み。まだまだ打ち手はありそうでんな。
■ＰＲＯＭＯＴＩＯＮ（販促）戦略/ＣＯＭＭＵＮＩＣＡＴＩＯＮ（コミュニケーション）
事例１）酷暑でも冷凍試着室なら大丈夫？
大きいサイズのメンズ専門店「QZILLAｂｙMr.Bliss(クジラバイミスターブリス）」は大阪市のおおきにアリーナで開催する「おおきに祭」でマイナス１０度の冷凍試着室を提供する。
対象者は体重９０キロ以上の男性で当日は５．４トンの冷凍トラックを導入し着替えるだけで汗だくという太った男性の悩みを解決する。はよ着替えな固まってまうで（笑）
https://qzilla.jp/wp/event/frozenroom
事例２）シニアを攻めるならシニア世代に任せなさい！
博報堂はシニアビジネスの開発を支援する組織「博報堂シニアビジネスフォース」を設立。
同世代の目線を入れることでシニア世代の実態に即した事業展開を支援。
５０～６０代の女性で構成する「紅組」や６０～７０代の博報堂OBを集めた「賢人会議」も結成。
シニアのマーケティングをシニア世代が考える体制を整えた。メーカーの開発チームでもシニア化が進むかも？
http://hakuhodo-seniorbussiness.com/project/index.html
プロモーション戦略を妄想せよ！
プロモーションも４Cではコミュニケーションと考えるが、着替えるだけで汗だくという太った人に向けて冷凍試着室の提供はユニークなコミュニケーションの機会となる。
またシニアに向けた広告をシニアの気持ちが分かる同年代のクリエイターが考えるのもなるほど良く出来た仕組みである。
顧客の気持ちになればまだまだ打ち手はありそうでんな。
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６）読んだら損するしょ～むない話
新たなビジネスアイデアを生み出すには先ず妄想力を鍛えることが重要。
その妄想力はしょう～むないことを考えることで鍛えることができるはず。
今月も張り切って参りましょう！
https://www.smile-mk.com/column/trivial_matter/
■令和時代の○○の秋
秋になると読書の秋やスポーツの秋など「○○の秋」という言葉が沢山聞かれますが、元号も令和となり時代が進むと「○○の秋」もさまざまに進化するかも知れません・・・
「読書」の秋は・・・文字離れが進み「インスタの秋」へ
「スポーツ」の秋は・・・日本文化が見直され「武道の秋」へ
「行楽」の秋は・・・体力を消耗しない「ＶＲの秋」へ
「食欲」の秋は・・・メルカリの普及で「物欲の秋」へ
「芸術」の秋は・・・太陽の塔の人気で「爆発の秋」へ
みなさんの秋も素敵な時間となりますように・・・
来月も引き続きしょ～むないネタにご期待ください。
９月もあなたにとって笑顔溢れるひと月になりますように！感謝！
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「SMILE-MKメールマガジン」２０１９年９月１日第１９８号
読者数：６５３名(９月１日現在)
編集者：なにわのマーケティングコーチ高橋健三(グロービスMBA大阪1st)
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発行元：株式会社スマイルマーケティング
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