2010
08.23

27.時間軸ネーミングのススメ

なるほどMKコラム100

今年の秋も缶コーヒーは飲料メーカー各社が熱いバトルが繰り広げていますが、最近の傾向として多くの商品が時間軸の商品名を採用しています。例えばアサヒの「ワンダモーニングショット」コカコーラの「モーニングコーヒー」サントリーの「仕事中」「休憩中」ポッカの「ドライバー」などです。これらのネーミングはその商品を飲む時間を限定しているため、朝専用といえば、逆に朝以外は対象外であるという事を伝えていることにもなります。しかし消費者にとっては豆が良いとか製法が新しいというメッセージより、具体的に時間を指定してもらった方が分かりやすいというメリットがあります。このように自社の商品も時間軸で商品名を付けることで消費者にとって分かりやすいメッセージを伝えることが可能になるのです。
これこそが『時間軸ネーミングのススメ』です。

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