2021
12.10

415.小学生はどこまでいっても50円やで?

PRICE戦略

小田急電鉄は2022年春から小学生のICカード料金を全区間で一律50円とする。
コロナ禍で輸送人口が減少する中、子育て世代の需要を喚起する。
例えば新宿~小田原の往復890円が100円になる。
試算では年間2億5千万の減収となるがそれ以上に乗客が増えることに期待している。
小学生の行動範囲が拡がれば発想豊かな教育にもつながるかもね? 

プライス戦略を妄想せよ!
値下げをちょこちょこするのではなく小学生はいつでもどこでも50円と、小田急の提案はとても分かりやすい。
分かりやすい値付けは口コミでも広がり易いので来年の春は大いに賑わうことだろう。
またSDGsの視点からゴミを減らすお得になる仕組みはこれをヒントに拡がりそう。
プライス設定こそ戦略的に考えなあきまへんな。

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