06.01
2018年6月1日第183号
先日、東京出張の折に東京ミッドタウン日比谷を見学してきました。
最も印象的だったのは６階にあるパークビューガーデン。
屋外に拡がるテラスから日比谷公園や皇居の緑が眼下に広がり、なんとも開放的な気分にさせてくれます。
そもそも東京はビルが高いので都内を歩いていると空が狭く感じることがあります。
そしてこれまでも六本木ヒルズや東京スカイツリーなど超高層から都心を眺めるスポットはありましたが、余りの高さに少し恐いという気持ちも生まれてしまいます。
それに比べて６階という高さは安心感もあり、緑が広がる景色を眺めるにはちょうど良いと感じました。まさにほっこりスポットです。
これは「借景」を最大限活用した手法でありホテルや旅館では当たり前のように活用されてきたものですが、これからは商業施設においても「借景マーケティング」という手法が流行るかもしれませんね。さっそく隣近所の景色をチェックしてみましょう！
また子供の頃から聴いてみたかった「ウィーン少年合奏団」が大阪へやって来たので先日初めて天使の歌声を聴きに行って参りました。
何とも澄んだ少年達の歌声がとても心地よく、また日本語で「ふるさと」や「千の風になって」を歌ってくれたときは思わずウルウル来てしまいました。
自分も少年の頃はあんな澄んだ声を出していたのかもしれません（笑）
モノ余りと言われる時代の中、景色や風や歌声など手のひらに載せることができないモノを起点にマーケティングを考える時代なのかも知れませんね。
では今月も「SMILE-MKメールマガジン」をじっくりお楽しみください。
感謝！
■■■インデックスのご案内■■■
１）スマイルマーケティングトピックス
２）だいぶ気になるコラボレーション戦略
３）日経ＭＪで見つけた「ちょっと気になる４Ｐ戦略」からの～妄想指南！
４）読んだら損するしょ～むない話←平成の後に来るものは・・・
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１）スマイルマーケティングトピックス
ビジネス発想力をテーマとしたオープンセミナーのご案内をさせていただきます。
なにわのマーケティングコーチ独自の視点をたっぷりお楽しみください。
■若手のマーケティング発想力を強化する「３ステッププログラム」のご案内！
スマイルマーケティングではこれまで提供してきたプログラムの中から特に受講満足度の高かったコンテンツを抜粋し、若手社員の発想力を鍛えるプログラムを開発しました。
ステップ１は２時間、ステップ２は４時間、ステップ３は７時間の３段階で顧客創造に求められる観察力、発見力、発想力、企画力、分析力、提案力を鍛えていきます。
ご興味・ご関心あれば詳しいご説明に伺いますので是非info@smile-mk.com
までお問い合わせください。
■６月６日（水）なにわマーケティング大学２０１８オープンキャンパス！
毎年満員御礼のイベントです。６月末から始まる本講座の講師が５名が一堂に会し、お好きな講座を二つミニ体験することができます。
日時：６月６日（水）１８：００～２０：３０
会場：マイドームおおさか ８階第１会議室他
定員：７０名（現在ほぼ満席ですのでお早めに！）
対象：大阪府内の中小企業経営者・経営幹部の皆さま
プログラム：
全体講演）マーケティングの入門は４Pフレームの理解から 高橋健三
体験講座）４名の講師から２名の体験受講が出来ます
福満ヒロユキ氏、清水憲彦氏、中野雅公氏、横田雅章氏
参加費：無料
主催：大阪府
お申込みはこちら
https://www.shinsei.pref.osaka.lg.jp/ers/input.do?tetudukiId=2018030046
■予告！なにわマーケティング大学本講座の開講日程
なにわのマーケティングコーチ高橋健三の担当講座「売れるマーケティング基礎講座」は６月２７日（水）７月４日（水）７月１１日（水）の開講です。
■６月９日（土）マーケティング力で先を読む！仕事塾in福岡
４月大阪、５月東京で開催してきた日本経済新聞主催のセミナーです。
福岡に限らず九州～沖縄全域からの来場をお待ちしています。
日時：６月９日（日）１３：００～１８：５０
会場：日本経済新聞社西部支社 ６階「大会議室」
定員：７０名
プログラム：
レッスン１）ゼロ秒思考の仕事術 赤羽雄二氏
レッスン２）朝イチ２時間自分働き方改革 池田千恵氏
レッスン３）人を動かすマーケティングの新潮流 国田圭作氏
レッスン４）日経MJで鍛えるマーケティング発想力講座 高橋健三
参加費：１６,５００円（税込み）日経新聞３ヶ月間お届け
主催：日本経済新聞社
お申込みはこちら
http://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.aspx?ID=2327
■６月１５日（金）マーケティング妄想バー
３ヶ月に１度オープンする妄想好きの集まりです。お酒の勢いも借りながら
次の一手を妄想してみましょう！今回のテーマは「４C」です！
日時：６月１５日（金）１９：００～２２：００頃
会場：堺筋本町近隣のお店にて
定員：先着１０名
プログラム：参加者のちょっと気になる商品を互いに紹介
日経MJの記事から次の打ち手を妄想
参加費：３,５００円（ワンドリンク＆軽食付き）
主催：スマイルマーケティング
お申込みはinfo@smile-mk.comまで
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２）だいぶ気になるコラボレーション戦略（日経ＭＪ５月１日～３１日記事より）
提供価値を高める手段としてコラボレーションは今や当り前の取り組みになってきました。
https://www.smile-mk.com/column/collaboration/
■オニツカタイガー＆ナリフリ
アシックスジャパンは自転車用ウェアなどを展開するナリフリとコラボした靴「CALIFORNIA７８EX」をオニツカタイガーのブランドで発売。ペダルが当たる靴底に高い耐久性の持つ素材を使用。ブラックとネイビーの２色を展開。
https://www.narifuri.com/blog/25817/
■コールマン＆ニコアンド
カジュアル衣料のアダストリアはアウトドアブランドであるコールマンとコラボした商品を「ニコアンド」ブランドから発売。レトロアメリカをテーマにし赤や青を使った明るい色味のポップアップテントやアウトドアワゴンを展開。
http://www.nikoand.jp/news/3152/
■三陽商会＆インフルエンサー
三陽商会は個性的なデザインが特徴のブランド「ギルドプライム」で、ネット上で影響力を持つインフルエンサーと共同開発した商品を発売。インスタ上でそのプロセスを配信することでファッションにこだわりがある層にアピール。
https://apparel-web.com/news/apparelweb/44033
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３）ちょっと気になる４Ｐ戦略（日経ＭＪ５月１日～３１日記事より）
日経ＭＪに掲載された記事の中からなにわのマーケティングコーチが独自の視点でちょっと気になる４Ｐネタをピックアップ。
サイトではバックナンバーを１０００本以上掲載中！
https://www.smile-mk.com/column/strategy/
■ＰＲＯＤＵＣＴ（商品）戦略
事例１）大人のための？流しそうめんマシン登場
ドウシシャは大人が手軽に夏の風物詩である流しそうめんを楽しめる装置「大人の流しそうめん」を開発。ポイントはそうめんを投入する奉行役の負担を減らすこと。６つのポケットにそうめんを入れてスイッチを入れると自動的にポケットが回り、次々にそうめんが投入される。価格は７９８０円。この夏絶対手に入れたい逸品です！
http://www.do-cooking.com/nagashisomen/
事例２）今日から自宅で水中歩行ができまんねん！
ナチュラルクリエイトは水をためた装置の中で水中歩行ができる浴槽「ロコモウォーカー機能改善浴槽」を発売。サイズは幅２２０センチ、奥行９０センチ、高さ１５５センチで、運動以外にもシャワー浴や気泡浴などスパ装置としても活用できる。価格は６５０万～６９０万。施設向けではあるがもし自宅にあれば近くのプールに通わなくても大丈夫！
http://water-walker.jp/products_locomo.html
プロダクト戦略を妄想せよ！
なかなか自宅では出来なかった流しそうめんや水中歩行。わざわざ外出しなくても家で出来れば楽ちんです。どちらの商品も元は広い場所でアクションすることが前提になっていますが、これをコンパクトにしたことがポイントでんな。流行の商品を小さく出来ないか？いっぺん妄想してみまひょ！
■ＰＲＩＣＥ（価格）戦略
事例１）水曜日はチキンがお得でっせ～
日本ケンタッキー・フライド・チキンは水曜日限定で約３割安いチキンセットを発売。たる型パッケージ「バーレル」に入れた大人数向けで、ノー残業デーや子供の早帰りなどを狙っている。９つ入ったバーレルは１５００円。サイドメニューのポテト、ナゲット、ビスケットも同時購入で１つ５００円となる。「毎週水曜日はおうちケンタ」のキャッチフレーズでPRする。飛ぶ鳥を落とす勢いになりますように（笑）
http://japan.kfc.co.jp/news_release/news180507kfc.html
事例２）月１５００円で歌い放題でっせ～
カラオケの鉄人は月額１５００円でカラオケが歌い放題になるサービスを開始。スマホアプリで「カラ鉄ホーダイ」をダウンロードして１５００円を支払い受付時にスマホ画面を見せると使用できる。ドリンク代は別途、金曜日や休前日の２１時～２３時はサービス対象外。さ～て忘年会に向け、どの曲練習しときますぅ？（笑）
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1805/14/news085.html
プライス戦略を妄想せよ！
最近世の中を騒がせている「働き方改革」が推進されるとビジネスマンの行動時間が変わりそこに新たなビジネスチャンスが生まれてくるはず。ノー残業デーに５時に退社したビジネスマンがケンタッキーを買って帰るスタイル。５時までに仕事が終わらなかったビジネスマンがカラオケボックスに立ち寄り深夜まで仕事をするスタイル。さて夕方にどんな市場を生み出せるのか？妄想力が試されまんな～
■ＰＬＡＣＥ（販路）戦略
事例１）コンビニがコインランドリーと合体した！
ファミリーマートはコンビニとコインランドリーが一体化した店舗「ファミマランドリー杉並永福四丁目店」を開店。同店では洗濯機２台、洗濯乾燥機３台、乾燥機４台を設置し、料金は大型で４５分１０００円。またファミマの売り場には洗濯用品を２０品揃えてイートインコーナーも設置。これで洗濯、食事、買い物がいっぺんに済ませられる。出来たらマンガの立ち読みもしたいわな。ここでは座り読みか？（笑）
http://www.family.co.jp/services/other/laundry.html
事例２）京都に服屋の米屋？が出来ました！
アパレル事業を展開するサザビーリーグは京都市内にコメの専門店「AKOMEYA TOKYO」を出店する。銀座、新宿、大宮に続く４店舗目で京都バル１階に約２００平米で展開。全国から厳選した２０種類以上のコメを並べ２合や３合など少量にも対応。また精米器を設置することで好みの精米度合いを選ぶことも可能。抹茶の次は米がブームになりそうでんな。
http://www.akomeya.jp/news/akomeyakyotobal/
プレイス戦略を妄想せよ！
最近コインランドリーが増えてきたが、コンビニが考えるとコンビニとコインランドリーが一体化した店が出来上がり、洗濯乾燥の待ち時間を有意義に過ごすことができる。また町中の米屋さんは少なくなったが服屋が米屋を作ればまるでお洒落なセレクトショップのような店が出来上がる。自分の店も他業種からの視点で妄想することが求められまんな～
■ＰＲＯＭＯＴＩＯＮ（販促）戦略
事例１）銭湯でプロモーションをしよう！
アサヒビールはノンアルコールビール「ドライゼロ」の販促を銭湯で展開。 墨田区の大黒湯の壁画の上にテルマエ・ロマエとコラボしたオリジナル壁画を飾り、風呂上がりの客人に商品を無料配付した。都内では約２２０ヵ所の銭湯で無料配付を行い、全国１１都市でも展開。風呂上がりは腰に手を当てて牛乳を一気飲みが定番だが、タダでくれるなら飲んでみてもええか（笑）
https://www.asahibeer.co.jp/news/2018/0330_1.html
事例２）お中元もインスタ映えで選びましょ！
お中元商戦が始まる中、大丸松阪屋ではインスタ映えする商品に力を入れている。例えば「すいかパン」は表が緑と黒の縞模様。中身は赤や黄色の果肉を表現しており、チョコチップを使った種がリアリティを添えている。カタログ掲載点数は１８２０点でネットでは２３３０点を取り扱い。今年はビールやそうめんではなくネタになる逸品を贈ってみまへんか？
http://www.daimaru-matsuzakaya.jp/ITEM/18A160070
プロモーション戦略を妄想せよ！
商品をサンプリングする際はその商品の価値を最も高く感じてもらえる瞬間を狙うのがポイントだが、そのような意味で風呂上がりの一杯はなかなか面白い。また「インスタ映え」という言葉が浸透する中、遂にギフト商品にも拡がってきた。まもなく「インスタ映え」する商品だけを販売するセレクトショップが出来るんでしょうな。お店のイメージキャラクターはやっぱりハエか？（笑）
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４）読んだら損するしょ～むない話
新しいアイデアは妄想～発想～構想と徐々に進化していくもの。先ずは妄想力を鍛えるためにしょ～むないことを考えてみる。これって案外大切なトレーニングなんですよ～いやほんま（笑）
https://www.smile-mk.com/column/trivial_matter/
■次の元号が気になりまんねん
３０年を迎えた平成の時代もいよいよ来年４月末で元号が変わることとなった。明治のM、大正のT、昭和のS、平成のH以外なんていう話も出ているのでうちの部長も関心が高いようである。
部長「平成もまもなく終わりやな・・・平成の後は何が来るんやろ？」
A君「ぶ～～～～～～～～～～」
部長「なんやそれ？」
A君「屁せいっていいましたやん」
部長「あほか！もっと冷静になって考えてみぃ」
B君が深々とお辞儀する
部長「何をしとんねん？」
B君「礼せいっていいましたやん」
部長「ちゃうがな元号の話をしとんねん。げ・ん・ご・う」
C君が腰をかがめてお祈りポーズをする
部長「それなんや？」
C君「はい源五郎丸です」
部長「もうええわ。とてもやないけど平静を保たれへん！」
まだまだ続く元号議論。いっそのこと「大阪」にして欲しいなあ～
来月も引き続きしょ～むないネタにご期待ください。
６月もあなたにとって笑顔溢れるひと月になりますように！感謝！
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「SMILE-MKメールマガジン」２０１８年６月１日第１８３号
読者数：６３１名(６月１日現在)
編集者：なにわのマーケティングコーチ高橋健三(グロービスMBA大阪1st)
フェイスブックhttp://www.facebook.com/kenzotakahashi2525
発行元：株式会社スマイルマーケティング
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