2014
06.27

237.キャラクター効果にうまく便乗せよ!

PRICE戦略

事例1)熊本県のPRキャラクター「くまモン」の経済効果が2年間で1244億円になったと日銀熊本支店が発表。このキャラクターは商標使用が無料なので、利用企業が急増。またゆるキャラグランプリ2011で優勝したことで知名度も全国に広まった。経済効果の内訳は関連商品の販売が約760億円。原材料の調達や雇用者の所得増による消費が約470億円。そしてイベント開催などが約12億円也。

事例2)中国の女優ファン・ビンビンさんが2013年に生み出した消費影響力は4億5千万元(約77億円)とインターネット通販最大手のタオバオが発表。ロレアル、ルイ・ヴィィトン、カルティエ、ショパール、メルセデス・ベンツ、モエ・エ・シャンドンなどとCM契約。色白で背が高く見た目はソフトでも自分の意見をはっきり言うキャラクターが中国東北部で特に人気になっており中国では「ファン内需」という言葉まであるそうだ。

発想指南)商品を知ってもらう、手にとってもらうための第一印象はとても大切なポイントであるが、くまモンのように無料でない場合は大金を使ってイメージキャラクターを起用するのはなかなか勇気がいるもの。そんな時は何故そのキャラクターが人気なのか?見た目、話し方、性格、趣味など要素分解してみよう。消費者が好感を持つ要素を自社製品のパッケージや接客に活かしてみまへんか~

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